日経新聞の記事より
地銀の貸出・預金動向をみるとと地方銀行の全国の地銀(64行)・第二地銀(41行)の
貸出金残高の合計は14年3月時点(月中の平均残高)で212兆2257億円
3メガバンクを含む都銀等(10行)の201兆5126億円を上回っているとのこと。
今後、少子高齢化と地方の過疎化が進めば、貸出先も少しずつ減り、
地銀経営は厳しさを増すとみられる。
地銀再編の機運が盛り上がっているのはそのためだ。
横浜銀と東日本銀は経営統合を発表した14日の記者会見で
「ほかの地域銀行にも開かれた金融グループとする」と表明し、
さらに次の再編を目指している。
貸し出し増だけでは厳しさは解消しない。
金融庁は全国の貸出残高が中期的に減少するとの見通しを示しており、
貸し出しの量的拡大に頼る業務モデルは「成立しない可能性がある」と指摘している。
経営統合による規模拡大だけでは生き残りは難しく、貸し出し以外にも手数料を稼げるビジネスなど新たな収益源を開拓する必要がありそうだ。
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