2015年3月7日土曜日

岐阜市鷺山(さぎやま)一七六九の二 名寄せシステムは混乱必至

表題の住所に400人以上が住んでいるとのこと

河川敷の跡地に戸建を建てた時に住居表示が整備されずに

そのままとなったとのことで 現実問題として 救急車や郵便など多々問題がでているとのこと


さて 銀行など 名寄せを行い 個人や世帯の取引を集約したりするが

同一住所だと これは困難を極める。

同姓同名がいたら これはもう判断しようがなくなる。

システム的な名寄せはやめて 申告しての名寄せをするしかない

個人単位ならばたとえばネットバンキングで口座番号などを申告してもらうというものだ。

ここで 疑問がでる?同じ支店では一人1口座では?

といいたいところだが 店舗統廃合などがある銀行ではそうもいかなくなってくる。

同じ銀行内では店舗を変えれば 口座を開くことはまあ 可能なのですが
(勤め先 住所地 学校近くなど合理的な理由から)
(自身も某銀行に5つの店舗で取引している)
(ほとんど使っていないところもあるが)

仮にA支店 B支店としよう

B支店が統廃合されA支店に移管されこともある

そういう場合 AB両方に口座を持っている人はどうなるか?
もちろろん口座も統合すればよいのだが
そうはしないで 単純に移管する場合もあるのだ
そうすると A支店にもともとのA支店の口座とB支店から移管された口座
(あらたに採番された口座となる(口座番号は変更されるのが一般かな?)
と1店舗に2口座となるのである


これが世帯で名寄せとなると 同一の姓で名寄せするので(もちろん同一住所)
別世帯でも住居表示が同じでも名寄せされてしまう


これをさけるため 電話番号なども使うと 名寄せの精度はあがりそうだ。

だが それも現代では携帯電話というやっかいなものが

登録時に固定電話か携帯電話かわかっていないと
世帯名寄せが出来ない
この世帯名寄せは銀行側の都合なので どの番号を登録するかは強制できない

なので 近年では電話番号を使っても世帯名寄せは厳しい

もちろん 世帯でのセールスが最近でも行われるかどうかは 不明確ではあるのですがね。

だが 

強制的に名寄せしないといけない側面がある
それがペイオフ対応だ。
これは個人単位で名寄せしないといけない。しかも全店で。
同姓同名はきちんと名寄せしないといけないので
こういう同一住所でたくさんの人が住んでいる地域は名寄せに混乱が生じることは必至ですね。


こぼれ話ですが
寄宿舎などというものがあり
たくさんの人がすむところ
かつ同じ部屋番号にたくさん人がすみ 
ここに同姓同名がいたら もうこれは名寄せしようがない
ということもあたやにききます

また 初めて名寄せのシステムを作ったとき

同じマンションで同じ号数のところで

何百人も登録されているという事象が発生していた

この岐阜の記事をみたとき 最初そういうことを想定していたのであった。
ところがそうではなかったという落ちです。

あ 同じマンションという話はたぶん 怪しげな方々の登録でしょうね。
同じ部屋に何百人も登録されているわけはないので。

それがシステムのバグだったのか?設定ミスだったのか 
本当のはなしだったのか 今となってはわからない

そんなに問題にならなかったので もしかしたらテストデータだったのかも。


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